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都民、いやスマホファースト


今日の生徒さんとの会話。

パソコンでYouTubeのチャンネル登録をしたいというので

「Googleのアカウントが必要ですが、スマホをお持ちなのでアカウントの登録は必要ないですね」

というと

「パソコンとスマホが関係あるの??」

とのお返事。

「YouTubeはGoogleのサービスですし、お持ちのXperiaはAndroidというGoogleのソフトで動いているので関係があるんです」

といいつつログイン。するとパソコンに

「スマートフォンで認証が必要です」

といったニュアンスの警告が。コードをスマホに送るというので「送る」をクリックすると、生徒さんのスマホが「キンコーン」。

驚く生徒さん。

「なになに?パソコンで使うのにスマホで認証するの?スマホがメインでパソコンがサブってこと?」

「そうなんです。今は『スマホファースト』なんですよ。」

小池都知事が市場移転問題の会見を行っていましたが、時代は都民ファーストならぬスマホファーストなんですね。

先日アメリカのYahooが事実上つぶれたそうです。原因の一つとしてスマホへの対応が遅れたことがあるようです。

一斉を風靡したネットのサービスで現在不振なものはスマホへの対応が遅れたものが多いです。

ネットで成功するならまずはスマホ向けにサービスを提供し、その後パソコン向けに広げていく、なんていう流れになっているようです。

でも生徒さんの

「でもさ、うちらシニアにはスマホの小さな画面よりパソコンの方が見やすいぜ。文章だってあんなので作っていらんないよ」

という言葉もごもっとも。

先日iPad Proの新型が発売され、秋にはタブレットというよりパソコンのような使い方ができるようになるとのこと。

ますますパソコンを持つ理由が減るかもしれないですね。

個人的にはパソコンに向かって「さて、やるぞ!」というのが好きなのですが、今後数年でどのように変わるでしょうか?


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